人生最大の買い物と言えるマイホーム。
購入をご検討されている方は、まさにマネープランの中でも最大のイベントではないでしょうか。
夢を負担なくかなえるためにも、資金、将来のローンの返済計画をしっかり立て、ライフプランの一環としてとらえる事が重要です。
費用項目 | |
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物件関係 | ローン関係 |
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住宅はとても大きな買い物です。さまざまな手数料・税金等で思ったより大きなお金が必要になります。おおよそ、最低でも物件価格の約3割の金額を初期段階で用意することが望ましいでしょう。財形貯蓄などを利用して計画を立てて貯蓄しましょう。
元利均等返済 | 元金均等返済 |
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元金と利息の合計額が毎回一定となるような返済方法 | 毎回一定の元金を返済して、毎回の残高に応じた利息を支払う方法 |
全期間にわたり返済額が均一で生活設計がしやすい。当初利息の支払い額が多く、元金均等返済にくらべ残高の減り方が遅い。 | 当初の返済負担額が多く、時とともに減少する。残高の減り方が元利均等返済よりも早い。 |
変動金利型 | 固定金利型 | 固定金利選択型 |
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固定金利よりも金利水準が低い。金利が上昇した場合金利リスクがあり、大きい場合未払い利息が発生する恐れがある | 返済額が変わらないので生活設計が立てやすい低金利局面で借り入れると全期間低金利のメリットが享受できるうえ、金利リスクがなく有利 | 比較的低い金利で支払い額が安定する。固定金利期間中は、変動金利に変更できない |
宅金融金庫の廃止に伴い、新しく設立された独立行政法人住宅金融支援機構は「フラット35」を住宅金融公庫が引きづき取り扱っています。これにより民間金融機関の住宅ローン責務が可能になりました。
民間金融機関独自の金利以外の付加価値をつけたローンも商品もあり、ひと昔前から比べると多種多様な選択肢があります。
住宅ローンの負担は金利のほか、保証料や団体信用生命保険料、事務手数料などがあります。それらを総合して、各ロ商品を比較しぴったりのローン商品を選びましょう。
住宅ローンの負担は、金利だけの比較では意味がありません。
金融機関によってその取扱が異なり、保証料が不要であったり、団体信用生命保険料が金利に含まれるものとそうでないものなど、その他ローン商品は多様化しています。総合的に比較、判断することが必要です。
住宅購入の際は、住宅ローンを利用して購入することになりますが、その時、ローンはいくら「借りれるか」ではなく、「返せるか」という視点が重要です。無理なローンを組むと、長期に渡り家計を圧迫してしまいます。教育費・老後の準備など、起こりうるライフイベントにかかるお金を考え、長期的で広い視点で見たマネープランの一環として住宅購入をとらえる事が、無理のない返済プランを立てる要となります。
住宅展示場やマンションモデルルームを見ていると、どうしても夢が膨らんで家計以上の物件に目が行きローンの負担額を軽く考えてしまいがちです。暮らしのお金が住宅ローン返済ばかりで消えぬよう、冷静な判断で見る事がとても重要です。こんなときこそ、マネーのプロの目を借りながら、家計の無駄をなくしつつ、マイホーム購入を目指して無理のないプランを建てましょう。
住宅ローンはかりたままにせず、ときどき残高や金利を確認して随時見直しをする事が必要です。
期間短縮型 | 返済額軽減型 |
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元金と利息の合計額が毎回一定となるような返済方法 | 毎回一定の元金を返済して、毎回の残高に応じた利息を支払う方法 |
総返済額軽減の軽減には圧倒的に有利早めの繰り上げ返済が有利 | 現在の支払額が苦しい時に毎回の負担額を減らせる。機関短縮型に比べると総返済額軽減効果は低い |
住宅購入はまさに長期戦です。支払いを開始してからも、定期的にメンテナンスしましょう。金利の動向によっては借り換えの検討をしたり、まとまったお金ができたら、返済にまわすことを考えたり、各諸費用などメリット、デメリットに注意を配りながら、少しでも負担を減らしていくことが大切です。生活や貯蓄のバランスを保ちながら、賢く無理のない返済をしていきましょう。